今回は、私が今までみてきた中で、「社会人なりたての若手がぶつかりがちなこと」を記載します。
今回で4回目となります。(随分間があきましたが。。。)
※1~3回目のリンクは一番下にあります。
最近、テレビの「THE名門校」を観ています。
前に進学者数の記事に入っていましたが、国公立への現役進学率が71%の親孝行の進学校ですね。
サンデー毎日の現役進学実績を纏めてみました - WinningTicket’s blog
メインで取り上げた生徒は進学校では少し異色?!な存在かなと思うのでもう少し一般的な生徒のほうが良かったのかなと思いましたが。。。
2021 Stanford E-Japan最優秀賞を「日本とアメリカにおける脳死下臓器提供」で受賞した生徒は、
「学びたいっていう意欲が本当にこの学校はみんなすごいなって思っていて、私もそういうみんなを見て刺激を得られる部分もありますしそういう向上心がすごく
高いからこそ勉強だけじゃなくて色んなことにチャレンジしたいって気持ちも生まれるんだと思います。」
と発言されていて、良い学校なんだろうなと思いました。
首都圏と違い、公立進学が主体の地域では、私立の進学校へ行く選択肢が少ないと思うので、県のトップ校に入るのは首都圏以上に大変そうです。
前置きが長くなりましたが、富山中部高校には普通科、探究科学科の2つの学科があり、
探究科学科ではSS基幹探究(1年の内に発展的な学習に備える基礎を身に着ける)や企業研修があるそうです。
企業研修で出ていた方(企業の方)が良いことを言っていました。
「誰にアクセスすると物が進むかっていう見極める能力がすごい大事で、
そういう決定権限者は誰かって見極めるってすごい大事なところがあって
ただ何とかしたいって言っても動かないね
どうしたら動くかってことを考えないと何も動かない」
これはその通りで、いくら良いことを考えても然るべき人に伝えないと意味がないってことに気づくまでに時間がかかる若手がまーまーいます。
例えば、若手が日々接しているクライアントの担当者に理解してもらっていたので、クライアントの会社としてOKなんだなと勝手に判断してしまうケースです。実は意志決定者のクライアントの上司には全く伝わっていなかった、みたいなケースがあります。(説明のし直し。。。)
プロジェクトのような仕事でうまく進んでいない時に、現場からのボトムアップで解決しようと思っても限界がありますが、然るべきキーマンにアプローチすることでトップダウンで解決できるケースは多いです。
プロジェクト型で仕事をする場合、必ず体制図や役割を定義しますが、その意味を正しく把握できていない若手はこの様なことに気づかずに失敗してしまうケースが多いように感じます。(プロジェクト型に限らないですが。)
この辺をうまく押さえておかないと、管理職になって非常に苦労します。
この様なことを高校のうちから学べるというのは良いことですね。
「THE名門校」の「富山中部高校」はTVerでまだ観られるので良かったら観てみてください!(今週の土曜日の番組が始まるまで観られると思います。)
https://tver.jp/episodes/ep7hw6b5y9
※観られなくなったらリンク無効になってしまうと思いますが。。。
社会人なりたての若手がぶつかりがちなこと①~③
社会人なりたての若手がぶつかりがちなこと① - WinningTicket’s blog
社会人なりたての若手がぶつかりがちなこと② - WinningTicket’s blog
社会人なりたての若手がぶつかりがちなこと③ - WinningTicket’s blog