WinningTicket’s blog

娘の高校受験(2025年)に向けた記録です

淑徳与野(埼玉県)の中学入学組と高校入学組の大学合格実績比較

今回は、埼玉県の女子校である淑徳与野の「中学から入学した生徒」と「高校から入学した生徒」の、大学受験の合格実績を比較したいと思います。

 

本「首都圏版 中学受験案内 2023年度」(声の教育社)を見ていると、「中学から入学した生徒だけ」の大学合格実績を掲載している学校が2校ありました。

 

 ・桐蔭学園(神奈川県)

 ・淑徳与野(埼玉県)

 

前から、同じ学校で中学から入学した人と、高校から入学した人の大学進学実績はどちらが良いのか。。。は気になっていたので、「淑徳与野」について比較してみました。

 

【偏差値】

(中学)四谷大塚80%偏差値:58、首都圏模試80%偏差値:69

(高校)色々なコースはありますが、単願や併願で入るには埼玉県の北辰テストの偏差値で69以上が必要そうです。

 

中学から入るにしても、高校から入るにしてもかなり大変だということが分かります。

 

【クラス編成】

中学から入学した生徒と、高校から入学した生徒は、基本的には一緒のクラスにはなることはなさそうです。

 

(中学)

中学入学組は、高校2年生の間には高校課程は完了して、入試問題演習に入っているようです。高校組のこのような図はないのですが、恐らくは中学組のほうが進度は速いと思われます。

 

(中学入学組の中3時点の英検取得率)

中学入学組は準2級以上取得者が約80%ですが、高校入学組はここまでは達していないと思います。

 

 

では、合格実績を比較していたいと思います。

 

【合格実績比較】

 

(国公立)

 

人数は高校入学組のほうが圧倒的に多いです。黄色の部分は割合が多いほうです。

割合で言うと、中学入学組が優位ですが、そこまで国公立を目指す学校ではなさそうで、比較しても。。。という感じですね。

 

(私立)

 

 

私立は中学入学組が優位でしょうか。早稲田大学は高校入学組が優位となっていますが、上智大、東京理科大、中央大、法政大は、かなり中学入学組が優位ということが言えるのかなと思います。

 

この学校は2022年度の現役進学率が97%で、ほとんど浪人する生徒がいない学校です。

そういうこともあり、中学入学組が優位なのかもしれません。

 

ただ全体をならすと、そこまで高校入学組が劣っている訳ではないので、埼玉県の北辰テストで69以上の生徒は、大学受験でもそれなりに戦えることが分かります。

 

これは推測ですが、高校から淑徳与野に入る生徒は、

 ・3教科優位(5教科にすると少し落ちる)で単願で入学した生徒

 ・県立高校が不合格で入学した生徒

だと思われるので、国公立を受験する生徒が少ないのかな。。。と思いました。

 

高校受験組としては他の高校も知りたいですが、なかなか公表はしてくれない情報ですね。。。

 

最後に、上記の情報は下記に記載されています。

www.shukutoku.yono.saitama.jp

 

(中学受験版)

SYJ_DB_2023

 

(高校受験版)

SYS_DB_2023

 

 

ちなみに桐蔭学園の合格実績は下記に記載があります。

 

» 大学合格実績 | 桐蔭学園 高等学校