WinningTicket’s blog

娘の高校受験(2025年)に向けた記録です

サンデー毎日の現役進学実績を纏めてみました

今回は、サンデー毎日の現役進学実績(大学)を纏めてみました。

 

毎年、6月ぐらいにサンデー毎日が大学の「現役進学実績」を特集しています。

 

サンデー毎日2022年6月19日号 | 毎日新聞出版

 

ご存じの通り、合格者≠進学者数で、国公立は近い数字になりますが、私立の場合は、進学校になるほど乖離しています。

 

例えば、開成高校の場合、今年は早稲田大学に現役で137人合格していますが、実際に進学した生徒は17人だけのようです。

この137人も、一人でいくつもの学部に合格している可能性もあり、実際何人が合格したのかも分かりません。。。

 

このサンデー毎日の現役進学実績を東京・神奈川・千葉・埼玉の主要高校について纏めてみました。(高校から入学可能な高校のみに限定しています。)

 

雑誌には「難関10国立大」と「全国国公立大」の進学率は掲載されていますが、私学については記載されていないので、それを追記しています。

 

ちなみに、「難関10国立大」は、

東京大、京都大、北海道大、東北大、名古屋大、大阪大、九州大、東京工業大、一橋大、神戸大

です。

 

【東京都】

※赤字の太字:今回取り上げた全32校の内、トップ5に入っている

※黒字の太字:今回取り上げた全32校の内、トップ10に入っている

 

進学率は、

 ①難関10国立大の進学率

 ②全国国公立大の進学率

 ③全国国公立大+早慶の進学率

 ④全国国公立大+早慶+上理の進学率

 ⑤全国国公立大+早慶+上理+GMARCHの進学率

を算出しました。

 

東京の学校を見ると、

 

筑波大付駒場の特徴は、

 ・国公立の進学率は高いが、私立が入ってくると進学率が落ちている

 ・人数を見ると明らかのように、筑波大付駒場は私立は眼中にない生徒が多い

 ・早慶までに合格しなかった場合は浪人を選択する

ということかなと思います。

 

開成の特徴は、

 ・筑波大付駒場よりも私立に進学する生徒が多い

 ・国公立へ約55%の生徒が現役で進学していて、今回取り上げた高校ではトップ

 ・早慶までに合格しなかった場合は浪人を選択する

ということかなと思います。

 

日比谷の特徴は、

 ・早慶へ進学する生徒が多い

ということが分かります。

 

青山がGMARCHでトップ10に入っているように、表を俯瞰してみると、どのあたりの大学をターゲットにしているのかがなんとなく分かりますね。

 

【神奈川県】

※赤字の太字:今回取り上げた全32校の内、トップ5に入っている

※黒字の太字:今回取り上げた全32校の内、トップ10に入っている

 

横浜翠嵐の特徴は、

 ・今回取り上げた高校で全ての進学率でトップ5に入っている

 ・さすがにGMARCHへ進学する生徒は少ない

ということかなと思います。

 

厚木と川和と柏陽が、GMARCHが入ると進学率が大幅に増えていますね。

 

 

【千葉県】

※赤字の太字:今回取り上げた全32校の内、トップ5に入っている

※黒字の太字:今回取り上げた全32校の内、トップ10に入っている

 

渋谷教育学園幕張の特徴は、

 ・国公立、早慶に合格しなかった場合は浪人する

ということかなと思います。

 

船橋・県立は難関10国立大では渋谷教育学園幕張に負けていすが、それ以外は大きく上回っています。(渋谷教育学園幕張は妥協せずに浪人しているのかもしれませんが。。。)

 

 

【埼玉県】

※赤字の太字:今回取り上げた全32校の内、トップ5に入っている

※黒字の太字:今回取り上げた全32校の内、トップ10に入っている

 

埼玉県は県立が私立よりも優位な感じがします。

私立の3校のGMARCHまでの比率が少し低いです。。。

 

浦和・県立の特徴は、

 ・国公立、早慶に合格しなかった場合は浪人する

ということかなと思います。

 

大宮高校と浦和・市立のGMARCHの進学率が同じですが、そこまでの比率が大宮高校が優位なので、大宮高校のほうが上なのかなと思います。

 

 

サンデー毎日を見ていると、国公立へ現役で70%以上の生徒が進学している高校があり、それを纏めようと思ったのですが、下記に記事としてあったので、リンクを貼っておきます。

 

70%以上の生徒が国公立へ進学って。。。親孝行ですね。。。

 

全・国公立大現役進学率 トップは東京芸大附音楽、地方公立が上位を独占|大学合格者ランキング2022 「現役進学率」編|朝日新聞EduA