今回は、5/11に発表された早稲田アカデミーの決算について記載します。
結果は好決算でした。1年前に予想していた数値を上回りました。正確に言うと、昨年の8月に業績予想の修正をしているのですが、それをも上回りました。
1年前の予想 売上（276.3億円）、経常利益（12.1億円）
8月時点の予想 売上（283.7億円）、経常利益（15.8億円）
今回発表された実績 売上（285.5億円）、経常利益（18.4億円）
塾なので、生徒数が売上の源泉になりますが、それが予定より上回ったということでしょう。
資料から抜粋すると、
「期中平均（４月～３月平均）塾生数は、小学部24,937人（前期比15.5％増）、中学部16,268人（同9.9％増）、高校部2,423人（同6.2％減）、合計で43,628人（前期比12.0％増）となりました。」
とあります。小学生と中学生が大幅に増えたことが分かります。（逆に高校生は減なんですね。。。）
それに伴い、中期経営計画では2年後の2024年3月期で経常利益率5.9%を目指していましたが、今回の2022年3月期で6.4%で2年前倒しで達成しました。
また、売上も来年の2023年3月期の目標を超えたので、中期経営計画の数値も上方修正しています。
【詳細】
この好決算は好意的に受け止められたか、株価も一時的かもしれませんが、上昇しています。
好決算が塾の先生たちの給与や賞与に反映されるものなのかは分かりませんが、予定より良かったということもあり、是非とも先生たちにも報いていただいて、やる気を上げ、良い授業をしていただき、結果、合格実績が伸びるといった良い循環を作って欲しいなと思います。
【中期経営計画】
