今回は、約20年前と今の高校受験を一部の高校で比較してみました。
地元の図書館で高校受験案内を検索したら、一番古いものは2000年度用(受験結果は1999年入試)でした。
それを借りて、昨年度の受験案内と比較してみました。(声の教育者の高校受験案内です。)
比較したのは一部の有名私立校です。色々条件が変わっている可能性はありますが、そこまで追い切れなかったので、単純比較しています。
募集数、応募数、合格者数、倍率で、推薦と一般受験を合算しています。
黄色にしている箇所は、20年前と比較して倍率が上昇している高校です。
倍率をみると、20年前に比べて随分下がっていますね。特に慶應義塾と慶應義塾志木がすごく下がっています。お茶の水女子、筑波大学付属、東京学芸大学附属の国立も下がっていますね。これは都立復権の影響でしょうか。。。一方で早稲田系はそこまで下がっていないように感じます。
上記のような高校に入るのは昔のほうが大変だったってことですかね。偏差値はほとんど変化していないので、難易度は、同じもしくは上がっているんだと思いますが、倍率が下がっているのは大きいですね。
上記高校を合計したものが下記表です。
募集数と応募数が減っていますが、合格者数が増えていますね。中学受験へのシフトの影響でしょうか。合格者数が多くなっているのは栄東高校の影響ですね。
一部の高校だけの比較なので多くは分からないですが、上記高校へ入るのは20年前は大変だったんですね。(今も大変なんですが。。。)
ちなみに1999年入試ってことは今は30後半の年齢ですね。企業によっては管理職になっていく世代ですね。