WinningTicket’s blog

娘の高校受験(2025年)に向けた記録です

全国学力・学習状況調査(令和3年度)の結果を見て

今回は、全国学力・学習状況調査(令和3年度)の結果について記載します。

 

他のブロガーさんが取り上げていたように、令和4年度の全国学力・学習状況調査が4/19に実施されたようです。

 

ここでは昨年、小6の娘も受けた令和3年度の全国学力・学習状況調査の結果について気づいた点を記載しようと思います。

 

娘の点数(正答数)は正直覚えていないのですが、三角形の面積を求める問題を間違えるという。。。ことだけ覚えています。。。

 

小学校6年生の国語と算数、中学3年生の国語と数学について、首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)と全国1位の県と最下位の県を抜粋しています。

 

項目は、「平均正答数」、「平均正答率」、「正答数別四分位」、「順位」、「受験児童数」です。

「正答数別四分位」は学年、科目によって異なっていますが、記載した正答数の範囲に何パーセントの生徒が入っているかの割合ですね。

順位は平均正答数の順位です。同じ場合は平均正答率を加味しています。

 

【小学6年生・国語】

神奈川県の順位が随分悪いですが、たまたまでしょうか。正答数が0-6問の生徒が1/4いるということは、先生からすると悩ましいのかもしれません。東京都と石川県を比較してもそんなに変わらない印象ですね。児童数が10倍違うことを加味すれば東京も大健闘?!ではないでしょうか。

 

【小学6年生・算数】

国語で悪かった神奈川県は算数は好成績です。逆に埼玉県が悪いですね。ただ「正答数別四分位」を比較すると、13位も39位も大きく変わらないようにも見えるので、全国に行き届いた日本の教育のレベルの高さ?!が分かりますね。東京が惜しい2位です。10倍違う規模を考えると素晴らしいと言えるのではないでしょうか。

 

【中学3年生・国語】

小6で悪かった神奈川県はここでは健闘していますね。首都圏は安定して上位です。ふと思ったのですが、ここでの順位は公立中学のみです。国立、私立は入っていないので、多くの生徒が私立に行く東京都の成績は素晴らしいと言えるのではないでしょうか。小6では中学受験をする生徒も入っていて、中3では入っていないことを考えると、がくっと順位が落ちてもおかしくないのかなと思いました。確かに児童数を見ると、小6に比べて東京都の人数が随分減っています。

 

【中学3年生・数学】

「正答数別四分位」を見ると他と比べて点数の範囲が異なります。中3になると数学が苦手な生徒が増えるってことですね。。。小6で悪かった埼玉はそこそこなので地域性というより、その学年特有の話しなんでしょうか。

 

令和3年度は全てで石川県がTOPでした。児童数が少ないほうが、思い切った施策は実行しやすいと思うものの流石ですね。

サンデー毎日で石川県の大学合格者数をみると、恐らく上位層は金沢大学に行く感じでしょうか。主要大学の石川県の高校の合格者数合計は、

 東京大学(21名)、京都大学(29名)、早稲田大学(40名)、慶應義塾大学(23名)

なので、関東にはほとんど来ていないようです。(関西の大学はそこそこ行っていますね。)

 

トップの県と最下位の県では学年、学科によって7~11点の差があります。(正答率でみた場合)

これがすごい差なのかそうでないのかがぱっと判断できませんが、平均が10点離れるというのはかなり大きな差なのかもしれません。沖縄県の中3数学の6割の児童が、56%以下ということなので。。。

 

このような現状に対して、何もできませんが、

まずは娘には「正答数別四分位」の上位層には入り続けてもらいたいなと思いました。